プラチナゲームズ|世界に誇るメガヒットを、自分たちの手で。プラチナゲームズで、未来にワクワクし続ける

この記事に登場する人

大森 亘(Wataru Ohmori)

プラチナゲームズ株式会社 執行役員/CTO

カプコンで『バイオハザードGC)』『鉄騎大戦Xbox)」、クローバースタジオで『大神』などの開発に携わる。プラチナゲームズでは『BAYONETTAベヨネッタ)』の開発に関わり、その後は社内エンジンを担当する技術戦略室を立ち上げ、グループ長を務める。新技術の導入において、プロジェクトからヘルプを要請されることも少なくない。

 

 

日本が世界に誇る産業に「ゲーム」がある。タイトルを挙げれば枚挙にいとまがないが、私たちが幼い頃から愛した「あのゲーム」は、世界でも愛されるゲームとして、多くの人々に感動を届けている。

そんなゲームを、自分たちの手で生み出せるとしたら?

ゲーム好きであれば一度は描いたであろうその夢を、本気で実現しようとしているのが、プラチナゲームズだ。

 

「NieR:Automata」や「ベヨネッタ」シリーズ、「メタルギア ライジング リベンジェンス」などヒットタイトルの制作に携わったプラチナゲームズは、これから完全オリジナルのIP創出を目指していく。

「すごく大変な道のりです。ただ、その分エキサイティングで、未来に対して常にワクワクできる」と語るCTOの大森亘さんに、プラチナゲームズの「DAY1」を聞いた。

 

その技術を何に使うか

「最高におもしろいゲーム」のために

プラチナゲームズにとって、技術とは「自分たちがやりたいことを実現する手段」です。私なりの言葉を使えば、道具だと思っています。

では、「自分たちがやりたいこと」とはなにか。

一言で表現するなら、ユーザーのみなさんに「最高におもしろいゲーム」を提供することです。

ただ、「最高におもしろいゲーム」を生み出すのは、簡単なことではありません。

時代を先行く技術をキャッチアップし続けなければいけないし、枯れた技術を使いこなす必要もある。ストーリーが卓越していても、描画のクオリティがイマイチなら、一線級のコンテンツとして認めてもらえないでしょう。

それゆえゲーム開発は、答えのない問いのようなものだと思っています。

答えのない問に立ち向かうのですから、やはり道具の数が重要です。道具が少ないと、実現したいことを実現できませんし、そもそも数多くの道具を持っているからこそ、発想が膨らんでいくこともありますから。

そうした考えから、プラチナゲームズでは、エンジニアが技術だけを追うのでは不十分だと考えています。

技術者でありながら、クリエイターでもあることを認識し、「最高におもしろいゲーム」を届ける。その意識を強く持っていることが、私たちの特徴です。

 

どのように働くのか

どこよりも「ゲームに近い」環境

弊社のワークスタイルは、週の半分が出社、残りの半分がリモートワークのハイブリッドスタイルです。

コロナ禍の影響から、一時期はフルリモート勤務を取り入れていましたが、やはり出社して密なコミミュニケーションを取ることには大きな意味があります。一方、リモートワークも生産性を高めるアクションとして有効なので、そのいいとこ取りで働いていくことに決めました。

コロナ禍の影響が収まりつつある昨今、完全出社に切り替える会社さんも増えていますが、弊社ではハイブリッドでの働き方を継続していくつもりです。

複雑性の低いゲームをつくるなら、リモートワークでも十分対応できるのですが、複雑性の高いゲームをつくろうと思うと、やはり出社での密なコミュニケーションが必要になります。

例えるなら、複雑性の低いゲームは、町の中華屋さんで提供される定食のようなもの。つまり、ある程度オペレーションが決まっており、レシピを知っている人がいれば、つくれてしまうんです。

しかし、複雑性が高いゲームをつくろうと思うと、レシピを知っているだけでは完成させることができません。300人のお客さまに対してフルコースを振る舞うようなものなので、メニューを責任もってつくるだけでなく、つくる順番や提供する順番をうまくコントロールする必要があります。

プラチナゲームズは今、壮大で複雑性の高いゲームの開発に挑んでいますから、生産性と密なコミュニケーションの双方を最大限に生かすことが必須。基本は「半分出社・半分リモート」ですが、ときには合宿のように、東京と大阪のメンバーが合流して開発に向かうこともあります。

エンジニアのパフォーマンスを最大化するための福利厚生は充実していると思います。ただ、個人的に思う最大の福利厚生は、エンジニアが「ゲームに近い」ということです。

マネージャーも、現場のエンジニアもそうですが、ゲームそのものに口出しができます。要するに、つまらないと感じるのであれば、「つまらないから、もっとこうしよう」という提案を歓迎しているんです。

自分が開発に携わったゲームが、みなさんに「つまらない」と言われるほど悲しいことはないですよね。視線が常に「最高におもしろいゲーム」に向いているから、誰であっても、いくらでも口出ししてほしいと思っています。

また、それだけ「ゲームに近い」環境なので、自分が手がけたパーツが、どのように使われているかもよく理解できる。会社にカラーによっては、縦割りが当たり前で、ただただものをつくるということもあるでしょうが、弊社ではそうしたことをよしとしません。

メンバー全員が、自分が届けたい「最高におもしろいゲーム」をつくることができる。それが、最大の福利厚生だと思います。

働き方の特徴をもう一つ上げるとすれば、裁量の大きさは特徴的かもしれません。

ゲームはクリエイティブなものであり、それを制限することは、ゲームのクオリティを落とすことにつながると考えています。だから、エンジニアたちの創造性に足枷をはめることはしません。大きな方向性は提示しますが、方法論は現場の意思に任せます。

高いモチベーションを維持し、自分を表現することが、優れたプロダクトを生み出す最高のソリューションになるはず。

そう信じているので、自分なりのスタイルを存分に発揮してほしいと思っています。

 

誰と働くのか

組織の中核になる「あなた」を待っています

プラチナゲームズのエンジニア組織を表現するなら「コンテンツ思考」という言葉がしっくりきます。ゲームづくりが大好きで、さいこうに面白いゲームをつくるために、全意識を集中させられるメンバーがたくさんいるんです。

CTOとして、これだけ技術を愛し、ゲームに情熱を注げるメンバーに囲まれているのは、心強いの一言に尽きます。

ただ、もちろん課題もある。これから仲間になっていただくみなさんに真摯でありたいので、その話もさせてください。

プラチナゲームズは今、メガヒットタイトルの創出に挑んでいます。

日本のゲーム産業はこれまで、世界中の人に愛されるゲームを生み出してきました。そこに続けるように、私たちも日本を代表するようなタイトルを生み出したいと本気で思っているんです。

これを実現するには、マネジメントとマーケティング、そして技術力を兼ね備えたメンバーが求められます。プラチナゲームズには、それができるメンバーがまだまだ足りません。

逆を言えば、上記した能力を持った方に参画してもらえたら、私たちは一気に飛躍できるはず。組織の底上げを行うのは大前提ですが、ここを一気に引き伸ばしていく方に参画してもらえたら、それほど嬉しいことはありません。

 

プラチナゲームズで働く未来の仲間たちへ

次のメガヒットを、自分の手で

プラチナゲームズの特徴は、新しいIPの開発に積極的な姿勢です。ヒット作が出ても満足せず、もっと世の中に影響を与えられるIPをつくろうと、メンバー総出でゲームづくりに取り組んでいます。

でも、すごく大変な道のりです。

考えなければいけないことがたくさんあるし、それを形にするのも簡単ではない。ただ、その分エキサイティングで、未来に対して常にワクワクできる環境です。

小さなヒットで満足せず、常に次のメガヒットをつくるために走り続けられる環境は、そう多くはないはず。もし、自分の手でメガヒットを生み出したいという思いがあるのなら、きっと活躍していただけると思います。

また、成長のまっただなかにある会社なので、組織が変化していくダイナミズムを体感していただけるとも思います。変えるべきことを変えられるタイミングでもあるので、組織づくりに挑戦することだって可能です。

このタイミングで仲間になっていただければ、ずっと未来にワクワクしながらゲームづくりに取り組んでいただけるはずです。

私たちのビジョンは、「ユーザー満足度世界一のゲームスタジオになる。」。CTOである私自身、その未来にワクワクしている一人です。

 

現在募集中の求人

プラチナゲームズ株式会社の求人情報|DAY1 for Engineers




ラクスル株式会社|産業構造を新しく、世界を素晴らしく。ラクスルのエンジニアとして、​新しい社会の基盤をつくる​

この記事に登場する人

二串 信弘(Nikushi Nobuhiro)

ラクスル株式会社
執行役員 / VP of Technology, Raksul

大学卒業後、2007年よりIIJDeNAにてインフラ、サーバサイドエンジニアとして大規模サービスの運用・開発に従事。2017年にラクスルに入社。バックエンド開発、テックリード、エンジニアリングマネージャを経て現在はラクスル事業の開発をCTOとして牽引。

モノリスアプリのリビルドプロジェクトを通してマイクロサービスを適用したアーキテクチャ設計やチーム・組織設計を実践。プログラムを書くことが何より好きではあるが現在は組織マネジメントと「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」のビジョンを掲げるラクスルの事業作りにフォーカスしコードが書ける経営人材を目指し中。好きな言語はRubyと英語。

 

 

 

2018年5月、東証マザーズに上場。公開時の時価総額は400億円を超え、大きな注目を集めたと思えば、翌年には東京証券取引所市場第一部(現:東証プライム)に鞍替え。

上場後も国内屈指のスピードで成長を続けるラクスルから、目が離せない——。

同社の成長を支える1つの要因が、複雑なサプライチェーンの実態を深く理解する力だ。

需要と供給の取引・業務効率を改善し、産業の非効率な構造をなめらかにすることで、印刷、物流、テレビCM……と畑の違う領域を次々に改革し続けている。

ラクスル事業部でCTOを務める二串信弘さんは、言う。

ラクスルは印刷の会社でも、物流の会社でも、テレビCMの会社でもなく、社会の基盤をつくる会社です」。

この言葉が意味するのは、ラクスルは特定の領域に生息する企業ではなく、あらゆる産業を構造から改革する、いわば“産業再生請負人”だということ。

ラクスルは今後、どのような成長曲線を描くのか。加速度的な成長を続ける未完のベンチャー企業の「DAY1」に迫る。

 

その技術を何に使うか

産業構造を「仕組みから」変える

ラクスルにとって「技術」とは、目的を達成するためのHOWです。

達成すべき目的とは、デジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変え、世の中に大きなインパクトを与えることです。

「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という弊社のビジョンが、すべてを表していると思います。

ビジョンを達成するには、もちろん高い技術力が不可欠です。ただ、技術力をふるう以前に、まずは複雑なサプライチェーンの実態を深く理解しなくては、私たちの事業は成立しません。

印刷の「ラクスル」も、物流の「ハコベル」も、テレビCMの「ノバセル」もそうです。平たく言えば「産業のDX」ですが、真に世の中に役に立つ形でテクノロジーを活用するには、「上流から下流まで産業構造を読み解き、プロダクトに落とし込む」必要があります。

そのため、エンジニアが自ら現場の声を取りに行くことも少なくありません。

従来であれば、プロダクトマネージャーの責務として認識されていると思いますが、これをエンジニアが行うことで、プロダクトづくりにも、キャリアにも生かされる発見があるはず。

産業構造の抜本的な改革に挑む会社だからこそ、ラクスルのエンジニアには、技術に特化するだけでなく、幅広い視点で事業を見られる人材であってほしいと考えています。

 

どのように働くのか

セレンディピティを生むワークスタイルで、チームの創造性を最大化

ラクスルのワークスタイルは、オンラインとオフラインをかけ合わせたハイブリッド型です。週に1度出社するスタイルで、出社日は事業部ごとに決まっています。

エンジニアの方にはフルリモート派の方もいらっしゃると思いますが、ハイブリッド型のワークスタイルを長く続けている一人として、オフラインのコミュニケーションには大きな意義があると感じています。

そもそもセレンディピティを大切にしているというのもありますが、直接的な対話はチームを強くしますし、そこからイノベーションの種が生まれることもある。ペアプログラミングやモブプログラミングを積極的に実施するなどして、チームで働く価値を最大化しています。

もちろん、出社する意義を最大化するための支援も充実しています。チームでのランチやディナー費用を支援する制度がありますし、オフィスにはアルコールも用意されていて、例えばスクラム開発が終わった後に打ち上げをしている姿を見かけることもしばしば。

つい先日は、退勤後にWBCを観戦しているメンバーがいました。和気藹々と語らう姿を見ていて、「ディスプレイに向き合うだけでは出てこないアイディアが生まれるのかもしれない」と期待を寄せていたところです。

エンジニアの才能を最大限に発揮してもらうため、1on1も定期的に実施しています。一人ひとりのWillに目を向け、次の成長につながるような機会を提供したいからです。

エンジニアの可能性を広げる目的で、「HACK WEEK」という全社横断型のハッカソンも存在します。1年に1度、通常業務をストップして、与えられたテーマについて思考し、開発する、いわばお祭りのようなイベントです。

「HACK WEEK」で提示されるテーマは、顕在化している事業課題の解決方法から、次世代技術の活用方法までさまざま。日頃の業務では優先度を上げられない課題に取り組むことができますし、「エンジニアの創造性をフルに発揮したい」という会社の哲学が表れているように思います。

 

誰と働くのか

ワンチームで働くから、結束力が磨かれる

ラクスルにおけるエンジニア比率は3割程度で、好奇心旺盛な方が非常に多いと感じています。エンジニアに限った話ではありませんが、自分が持っている技術やスキルにとらわれず、色んな分野の知識に興味をもってアンラーニングとラーニングを繰り返していけるメンバーで構成されているので、環境が成長のループをつくる、好循環のある組織です。

また、コミュニケーション能力が高い人も多いと感じます。

先ほど「エンジニアが現場の声を取りに行く」とお話をしたように、現場とスムーズに関わることができたり、定義した課題を分かりやすく伝えられたり、コミュニケーション能力を持った方が活躍している印象です。

ただ、もちろん、全員が全員外向的なタイプではありませんし、突き抜けた技術力がある方も大変心強く感じます。なので、結論は「グラデーション」ですね。引き続き、強みに多様性があるエンジニア組織を築いていきたいと思っています。

会社全体としては「チームファースト」が行動指針になっており、チームや結束力を大切にするカルチャーが強固です。もちろん個々が黙々とコーディングする場面もありますが、大前提として、チームでプロダクトをつくっている意識を持っています。

たとえば、サーバーサイドのエンジニアに余裕があれば、積極的にフロントサイドを触ってサポートしますし、その逆もしかりです。「自分の役割はここまでです」と明確に線引きするのではなく、持ちつ持たれつ、柔軟に支え合うスタンスが染み付いています。

 

ラクスルで働く未来の仲間たちへ

仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる

ラクスルは印刷の会社でも、物流の会社でも、テレビCMの会社でもなく、社会の基盤をつくる会社です。生息地は「改善の余地が残された産業」であり、これからあらゆる産業の変化に立ち会っていくことになると思います。

おかげさまで右肩上がりの成長を続けられていますが、これはスタートアップらしいカルチャーとスピード、そしてチーム志向の強いメンバーたちが在籍しているからです。

これから多様な産業に染み出していく可能性に鑑みれば、ラクスルはきっと「飽きがこない会社」だと思います。他社で技術力を磨いてきて、次の挑戦をしたいと考えている方にはうってつけの環境のはずです。

ある程度ご経験を積まれてきた方なら、マネジメントを担うジェネラリストとしても、シニアエンジニアというスペシャリストとしてもご活躍していただけるように思います。

また、個人的には、誇れるスペシャリティを持っている方にジョインしていただけたら嬉しいです。

組織はいつだって膠着化するリスクを抱えた生き物ですから、それを打破できる異端な才能は、イノベーションを起こし続けるラクスルとの相性が抜群です。

ソフトウェア・エンジニアリングの技術力だったり、リファクタリングの感性だったり、基盤技術だったり、マネジメント能力だったり、ベクトルは問いません。「譲れない芯がある」ということが重要なので。

これから新しい仲間ができるということは、ラクスルとして解決できる課題が増えていくことと同義です。

社会にはまだ、解くべき課題が山積しています。これに挑めるということは、エンジニアとして腕がなる環境のはず。

ぜひ私たちと一緒に、仕組みを変えて、世界をもっと良くしていきましょう。

 

現在募集中の求人

ラクスル株式会社の求人情報|DAY1 for Engineers

株式会社ONE WEDGE|「業界貢献」で日本のIT人材不足に立ち向かう。ONE WEDGEが描く、エンジニアの総力をかけたDXへの挑戦

この記事に登場する人

橋田 博明(Hiroaki Hashida)

株式会社ONE WEDGE
代表取締役

 

 

「デジタル人材不足」が深刻だ——。

総務省が発表した『令和4年版情報通信白書』によれば、日本はデジタル技術の知識・リテラシーが不足しているだけでなく、デジタル人材の採用・育成体制が整っていないとの調査結果が出ている。

結果的に、生産性の低い働き方になっているのは言うまでもない。

そうしたなか、日本のDXを推進するうえで注目を集めるサーバーレス開発支援サービスがある。ONE WEDGEが運営する「ServerlessONE」だ。

クラウド上でプログラムを実行できる利便性を評価され、文部科学省や他災害系の政府機関が主導する「データベース構築や迅速化・効率化」に関わる研究にも利用されている。

ただ、同社の武器は卓越した自社サービスにとどまらない。ONE WEDGEの代表・橋田博明さんは以下のように語る。

「私たちが目指すのは、業界貢献を通してデジタル人材不足を解決する、オンリーワンな企業です」。

業界全体の技術力アップや知見の共有のため、「システムエンジニアリングサービス推進組合」のコミュニティ運営にも注力しており、ネットワークを駆使した開発支援にも着手している。

激しく変化していく時代のなかで、同社はどのような打ち手を持って成長を続けていくのか。

インタビューで繰り返し語られた「業界貢献」というキーワードを軸に、ONE WEDGEの中身を紐解いていく。

 

その技術を何に使うか

キーワードは「業界貢献」

新型コロナウイルスの影響により、企業のDXは「いつか」ではなく「今すぐ」取りかかるべき急務となりました。テレワークの急速な広がりに対応する社内システムや、新たな生活様式に対応した事業設計への変化が求められています。

ただ、他国に比べて日本のデジタル人材不足は深刻です。総務省が発表した『令和4年版情報通信白書』によると、米国・中国・ドイツと比較して、日本の企業はデジタル人材の採用・育成体制が整っていないとの調査結果も出ています。

このような厳しい状況のなかで、私たちにできることはなにか——。

導き出した答えは、自社サービスの提供にくわえた、ネットワークを駆使した開発支援でした。

デジタル人材が不足している状況では、迅速なサービス開発や、生産性の高い労働環境の構築に膨大な時間を必要とします。つまり、世界との差が刻一刻と開いていくということです。

ONE WEDGEは、日本が陥っている負の流れに歯止めをかけるべく、3,000社以上の独自ネットワークを生かし、事業の上流から下流工程まで、開発エンジニアやインフラエンジニア、WEBデザイナーといったデジタル人材を確保し業務を遂行しています。

また、関係企業と協力し、ギルドのようなプロジェクトチームを組成することもあります。

これらの取り組みにより、数多くの企業を支援できるだけでなく、エンジニアの技術力向上にも寄与できています。経験の浅いエンジニアとベテランエンジニアをつないだり、異なる分野の知見を共有する場を設けたりできるからです。

ONE WEDGEは文字通り、業界全体をつなぐ「くさび」となることを目指しています。「人と人とのつながり」を生み出す私たちのビジネスモデルが、結果として業界全体の技術力の底上げに貢献するのならば、こんなに幸せなことはありません。

 

どのように働くのか

互助の関係性で成長する

「人と人とのつながり」は、事業成長だけでなく、働き方においても重視しています。

プロジェクトの特性やフェーズに応じて、出社率は各チームの裁量に任せていますが、およそ8割がリモートワークです。

そのため、チーム内のコミュニケーションや他チームとの知見の共有は、ともすれば後回しになりかねません。出社のタイミングが合わなければ、雑談の余裕もなく毎日が過ぎていってしまいます。

極論、出社を前提にすれば、コミュニケーションの問題の大部分は解消されるでしょう。対面で話し合うことは重要ですし、これまでの営業活動でも「会って話す」ことは心がけてきました。

ただ、効率性の観点からは、決してリモートが悪であるとはいえません。

そこで、現在のスタイルを維持しながら課題を克服するために、コミュニティアプリ「Discord」を使用してリモートでも常に話せる状態をつくったり、社員同士の1on1を意図的に設けたりと、非対面でもチーム意識が醸成しやすい環境づくりに努めています。

また、副業に関する自由度が高いのも働き方の特徴です。

「本業のスキルアップにつながるか」などの審査基準は特になく、社員自身の自己実現に必要な副業であるならば、ぜひ挑戦してほしいと考えています。

一人ひとりの自己実現があってこそ、持ちつ持たれつの「互助」の関係性がつくられるはずです。これからも、社員たちの声を反映し、今よりもっとアップデートしたサポート体制を築き上げていきます。

 

誰と働くのか

「感謝」「素直」「すぐやる」

ONE WEDGEで活躍する社員に共通するキーワードは、「感謝」「素直」「すぐやる」の3つです。

冒頭に述べた通り、昨今のデジタル人材不足により、私たちだけですべてのお客様の課題を解決するのは困難を極めます。そのため、社内外問わず強固な協力体制を築き上げることが継続的な課題です。

「一人でできる仕事などない」という意識を強く持ち、協力してくださるパートナー企業やチームのメンバー、他部署の人たちの存在に感謝できなければ、ONE WEDGEの事業は成長していきません。

また、風通しの良い組織のためには、忖度せずに意見を言う「素直さ」も重要だと思っています。

開発業務の疑問から、代表である私への提言まで、「やったほうがいい」ことを声を大にして言ってくれる社員なくして、組織の成長はありません。

組織の課題や個人の悩みを見て見ぬふりせずに、素直に声に出せる。そして、「すぐに」解決しようと試みていけるスピードは、今までもこれからも、私自身、肝に銘じています。

3つのキーワードを満たすのは、簡単そうに見えて難しい。でも、ONE WEDGEのメンバーとして活躍するには非常に重要な要素です。

これから一緒に会社をつくっていくメンバーにも、「感謝」「素直」「すぐやる」の3つの意識を継承していきたいと思っています。

 

ONE WEDGEで働く未来の仲間たちへ

業界の課題を解決するオンリーワンな企業へ

私たちが目指すのは、業界貢献を通してデジタル人材不足を解決する「オンリーワン」な企業です。

自社の成長を追い求めることは当たり前に重要ですが、それだけでは業界全体、ひいては日本全体のDXを牽引する存在にはなれません。

いつまでもデジタル人材不足を悲観するのではなく、これからの人材育成について議論する方が建設的。そうであれば、その先陣を切っていきたいと強く思っています。

他社との連携をオープンかつ円滑に行えるようになれば、お客様のより幅広い課題へ、迅速に対応することが可能になります。つまり、業界貢献の意識が、結果的に自社の利益につながるということです。

「感謝」「素直」「すぐやる」の基本的な行動指針を共有できる方、業界貢献を「理想論」ではなく具体的な施策として実行していきたい方、ぜひ私たちの船に乗り込んでみませんか。

 

現在募集中の求人

株式会社ONE WEDGEの求人情報|DAY1 for Engineers

株式会社UPDATA|「まだまだスタートアップです」創業15年、本気のフルスイングをする

この記事に登場する人

関戸 翔太(Shota Sekido)

株式会社UPDATA
HRマネージャー 兼 事業責任者(ダイヤモンドテール)

デザイナーからキャリアがはじまり、Webディレクター、営業、CS、事業責任者など幅広く担当していくなかで、総合的なスキルが活かせるポジションとして2020年にHRにジョブチェンジ。コーポレートサクセスはHRからという意識で会社の成長に関わるありとあらゆることを担当。 また副業で関わった株式会社SARAHでは、0から人事チームを立ち上げを担当。インターン、業務委託メンバーを中心としたチーム作りを行い採用体制の構築、人事施策の企画・実行をし、資金調達により組織拡大に伴い専任の人事責任者を社員採用し引き継ぎし卒業。

 

 

2007年、ワンルームマンション。受託制作から事業をスタートしたUPDATAは現在、最後の挑戦をしている。

これまで何度も事業をピボットし、ようやくたどり着いた理想のサービスがデータ活用プラットフォーム「DataMage」だ。

本気のサービスを開発するために、採用にも妥協しなかった。副業中心の組織づくりへと舵を切り、多くの優秀なエンジニアが参画。開発に従事したすべてのメンバーが「最高のプロダクトだ!」と胸をはれるまでになった。

UPDATAにとって、創業から15年が経ったこれからが「本当の意味でのスタート」だといえる。

創業当時からUPDATAで働く関戸翔太さんは、言う。

「エンジニアじゃなくても、データサイエンティストじゃなくても、ビジネスシーンに生きるすべての人がデータドリブンな意思決定ができる社会を実現したいんです」。

苦悩と波乱に満ちた5,000日を乗り越え、新たな挑戦に社運を賭けるUPDATAの「DAY1」をお届けします。

 

その技術を何に使うか

まるで魔法のような技術をあなたに

UPDATAの設立は、2007年です。受託制作から事業をスタートし、不動産領域に参入。2019年には事業を大胆にピボットし、データ活用プラットフォーム「DataMage」をリリースしました。

なぜ、これほど大胆な変化を起こしたのか。

2019年に代表変更、会社名変更、オフィスの移転など組織的な大きな変化があり、そのタイミングで、自分たちが「本当にやりたい事業」は何なのか?とゼロベースで模索をはじめ、組織体制も見直しながら、「社会に提供したい価値に忠実な事業を立ち上げる」と決意したのです。

現在は、データの統合・分析・活用をワンストップで、さらにはそれをノーコードで実現できるプロダクトを通じて、アナログな業界をテクノロジーで変革してきたノウハウをホリゾンタルに提供していく挑戦をしています。

私たちが提供している「データ活用サービス」は海外でも盛り上がりを見せており、日本国内にも同じセグメントでサービスを展開する企業が少なくない数います。「他社のサービスと何が違うの?」と質問される機会も少なくありません。

その問いに対する答えは、ターゲットを非エンジニアに絞ることで、極限まで機能をシンプルにしたことで生まれた「UI・UX」にあります。

競合となる多くのプロダクトは、機能が多くて非常に便利なのですが、それゆえ複雑性も高くなりがちです。非エンジニアからみれば、まるで飛行機のコックピットのようで、使いこなすには時間と労力がかかってしまいます。

一方、「DataMage」は、非エンジニアのビジネスパーソンが、まるでエンジニアのようにテクノロジーを使いこなす未来を目指して開発したプロダクトです。

「DataMage」を活用している間は、テクノロジーを意識する瞬間が存在しないほど、シンプルな操作感を体験していただけると思います。

これにより、エンジニアはプロダクト開発にリソースを集中することができ、業務の大半が創造的な時間になるはずです。

プロダクトのリリースからまだ日が浅いですが、「DataMage」が普及した先の未来では、日本経済の課題でもあるDXが格段に進展していると信じています。

プロダクトの性質上、日本を飛び出してグローバルで戦える可能性も十分にあるので、いずれは世界の生産性を劇的に変える未来にもチャレンジしていきたいと考えています。

 

どのように働くのか

全員がスタメンの組織

弊社の最大の特徴は、エンジニアの大半が副業メンバーで構成されている点です。東京以外に拠点を構えている方も多く、それゆえフルリモートが基本になっています。

アメンバーは週に一度、金曜に出社を目安としていますが、状況によって都度判断してます。対面のコミュニケーションを大切にしつつ、目的に合わせて柔軟にワークスタイルをアレンジしています。今年に入ってからは、地方メンバーとも顔を合わせて話せるように2ヶ月おきを目安としたオフサイトMTGにも取り組んでいく予定です。

よく聞かれるのですが、なぜ副業メンバーが多いのかといえば、提供するプロダクトのクオリティを極限まで高めるために最も最適な手段だったからです。

これまでUPDATAは多くのサービスを展開してきましたが、技術的な課題でサービスが思ったより進捗しないという課題を何度か味わい、悔しい思いをしてきていました。

だから、次の挑戦では本気のプロダクトをつくると決めており、それを実現するには優秀なエンジニアを採用すると覚悟を持って意志決定していました。

でも、これが難しい。

私たちが探していた人材は、一言でいえば「エース級」のエンジニアたちです。本業も成長環境にあるため、転職を検討しているわけではなく、もちろん給与も非常に高い。つまり「エース級」の人材は本業が充実しているので、そもそも転職を検討していないのです。

正社員として迎え入れられたら最高ですが、それが簡単ではないことは理解していただけるはずです。

この困難を打開する手段が、副業という選択肢でした。もちろん副業としての採用も簡単ではありませんが、「スタメンとして参加してもらう」という期待をかけ、あえてハードルを高くすることで、本当に優秀なエンジニアの方々に参画していただけています。

要するに、ただ業務をサポートしてもらうのではなく、本気のプロダクトを構想したうえで、彼らが本業では得られない環境を整備し、思い切りフルスイングしてもらうということです。

現在参画してもらっている方には、本業で上げたご自身の成果に再現性があるか、違う環境でも成果が出せるかを試す意味で弊社のメンバーになっている方もいると思いますし、プロダクトが描く未来に共感して仲間になってくださっている方もいると思っています。

バックグラウンドはさまざまですが、ものづくりに対する情熱が非常に高く、弊社のビジョンにも共感していただいてくださっているので、副業中心の組織とはいえ、強い一体感を持って働ける組織になっているはずです。

 

誰と働くのか

エンジニアは、土台であり、心臓

繰り返しになってしまいますが、弊社のエンジニア組織に所属するのは、急成長企業でエース級の活躍をされているメンバーです。

さまざまな急成長企業のエッセンスを取り入れながら技術力を磨き、最高のプロダクトをつくっていける環境は、それほど多くないと自負しています。

また、代表の岡村と私は、もともとデザインやコーディングなど制作からキャリアをスタートしたメンバーです。がりがりコードを書いていた時期もあるので、エンジニアたちへの強いリスペクトがあります。

カルチャーはもちろん、プロダクトの特性から見ても、今のフェーズの主役はエンジニアです。

エンジニアはUPDATAの土台であり、組織の心臓でもある。そうした思いがあるからこそ、エンジニアが常にスタメンとしてフルスイングできる環境を用意するのが大切だと思っています。

 

UPDATAで働く未来の仲間たちへ

日本を飛び出し、世界への挑戦

私たちの挑戦を一言で表現するなら、「データとテクノロジーで人類をアップデートする」というミッションそのものです。

エンジニアじゃなくても、データサイエンティストじゃなくても、ビジネスシーンに生きるすべての人がデータドリブンな意思決定ができる社会を実現し、誰もが創造的な仕事に取り組めるようになれば、UPDATAが存在した意味があったと胸を張れると思っています。

また、個人的な話をすれば、私はきっと過去の自分にリベンジしたいんだと思います。

大きな夢を描いて学生起業に挑戦し、今まで会社を経営してきているけれど、なかなか成長しきらず、もう10年以上も夢を追い続けてきました。

これだけ時間を費やしてきましたから、承認欲求のためとか、お金のためとか、そのくらいの視座では取り返せない借金があります(笑)。

目指しているのは、日本、ひいては世界のビジネスシーンに大きな影響を与えること。少し青臭くなってしまいますが、本気です。

道のりは長く険しいですが、ゴールは見えている。そこに向かって一緒に走ってくれる方は、ぜひ一度お話ししましょう。

 

現在募集中の求人

株式会社UPDATAの求人情報|DAY1 for Engineers

株式会社ヤマップ|もはや“登山の会社”ではない。地球のWell Beingを目指すヤマップで、壮大な旅路を歩く

この記事に登場する人

樋口 浩平(Kohei Higuchi)

株式会社ヤマップ
取締役CTO

2013年11月にヤマップ2人目のメンバーとして参画し、システム開発全般を担当。
現在はCTOとしてプロダクト開発マネジメント、エンジニアのパフォーマンスの最大化に取り組む。
テクノロジーで登山の安全性を向上させ、あたらしい山の楽しみ方を創出し、地球とつながるよろこびを届けたい。

 

 

2023年3月、累計360万ダウンロードを突破した登山地図GPSアプリ「YAMAP」。2013年にリリースされると、現在は登山家の中では知らない人がいないほど、愛されるサービスへと成長した。

「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2023」にて500社中54位にランクインするなど、国内外から注目を集め続けている。

多くの人はヤマップを、“登山の会社”だと認知していることだろう。しかし、実態は異なる。

ヤマップの主軸事業は登山地図GPSアプリだが、同社が目指すのは人類のWell Beingを達成することであり、ひいては地球のWell Beingの達成だ。

いったいどうして、これほどまでの急成長を遂げられているのだろうか?

サービス開発に携わり、創業から現在までを知るCTOの樋口浩平さんに尋ねると、ユーザーに真摯なものづくりの姿勢、そして他社に例を見ないユニークな企業文化が浮かび上がってきた。

登山を起点とする人類のWell Being、持続可能なサーキュラーエコノミーへの転換、そして地球のWell Being。壮大な目標を掲げる同社の「DAY1」に迫ります。

 

その技術を何に使うか

人類のWell Beingを、登山から

ヤマップでは、技術は目的達成の手段だと捉えています。達成すべき目的とは会社のパーパス、つまり「地球とつながるよろこび。」を多くの人に届けていくことです。

ともすると技術軽視のように思われてしまうかもしれませんが、もちろんそのようなことはなく、むしろ高い技術力なくして目標達成などできないと考えています。

技術への高い関心、そしてリスペクトを持つことは大前提で、それを最大限活用することが私たちのポリシーです。

引用:株式会社YAMAPホームページ・パーパスより(https://corporate.yamap.co.jp/purpose

私たちは、「つながるよろこび」を享受する手段として、山歩きを含む自然経験を提案しています。

たとえば、登山。

山を登ると、気持ちのいい汗をかけたり、壮大な景色に出会えたり、いわゆる“日常”では味わえない幸福な気持ちになります。現代人が忘れかけている、人間本来のよろこびを感じられるのです。

また、登山道で誰かとすれ違う際には、それが見ず知らずの人であっても必ずと言っていいほど挨拶をしあう文化があります。自然に対して人は弱い存在ですから、共に助け合おうとする意識が自然と芽生えてきます。また、挨拶には相手の顔や服装を覚えて、遭難者が出た際に、情報を収集しやすくする意味もあります。危険なルートや天候、装備など、必要な情報もすべてオープンに提供し合います。

つまり登山は、自然とのつながりができるだけでなく、人と人とがつながるよろこびを得ることもできるアクティビティなのです。

しかし、人類によろこびをもたらしてくれる地球環境は、少しずつ荒廃しています。人類が豊かになることで、自然環境が悪化するという、あってはならない循環が生まれてしまいました。

私たちは、この状況を改善していかなければいけません。

山に登ることは、人間本来の“Well Being”を取り戻す行為そのものです。私たちはまず、技術を使いながらここに対処していきます。そして、そこで得た知見やつながりをもとに、地球の“Well Being”にも貢献していきます。

壮大なチャレンジであり、簡単なことではないと自覚していますが、パーパスに集う仲間の力と技術を重ね合わせれば、きっと達成できると信じています。

 

どのように働くのか

仕事と趣味がつながるワークスタイルを目指して

ヤマップでは、全国どこに暮らしてもいい「居住地フリー制度」を採用しています。オフィスを構える福岡と東京以外に暮らすメンバーも多く、コロナ禍以降はリモートワークが中心です。

リモートワークが中心の組織だと、マネジメントが難しくなるという意見もありますが、コロナ禍以前と以後でつながりが希薄化しているかといえば、そんなことはありません。物理的な接点が少なくても、つながりを担保する仕組みがあるからです。

たとえば、会社設立当初から続く「社内登山制度」。月に一度、業務時間内に社内登山を実施しており、交通費や宿泊費などの経費も会社が負担します。

毎日出社して顔を合わせていなくても、月に一度登山することで、絆を深めることができています。山へ向かう移動時間であったり、山頂でお弁当を食べる時間だったり、お互いを深く知る機会が多くあるため、下山する頃にはさらに深い仲になっているんです。

これらの制度は、チームビルディングだけでなく、サービスの品質を向上させるうえでも重要な役割を担っています。

登山中、休憩している方々にヒアリングすると、ありがたいことに、およそ3人に1人は「YAMAP」ユーザーです。彼らがどのような日常生活を送り、何を求めて登山しているのかを直接伺えるのも、事業成長の要因になっています。

開発チームがアプリの新機能をリリースするうえでも、自分たちが登山者として、最初のユーザーとなることは大きなメリットです。

また、設立当初から続く「残業をしない文化」も、弊社の特徴です。野球のように仕事が終わるまで残業するのではなく、サッカーのように試合時間が決まっていた方が効率的で濃い業務につながると考え、決められた時間で高い生産性を発揮するワークスタイルを目指しています。

退勤後や休日のプライベート時間で自然と触れ合うことができれば、メンバーのWell Beingやユーザー目線によるサービスの改良など、さまざまな形で会社に還元されるはず。キャンプグッズや登山用品の購入に対して一定額の補助が出る「そとあそび支援金」や、書籍購入の補助制度なども、それらをサポートするための一部です。

趣味と仕事がシームレスにつながり、いつでも自然と触れ合い「地球とつながる」ことのできる環境づくりに努めています。

 

誰と働くのか

パーパスに忠実な、共助のある組織

採用において最も重視しているのは、「個人として目指す方向性と会社のパーパスが一致しているか」です。

開発技術は事業をつくる重要な要素ですが、エンジニアだけで会社が成り立つわけではありません。技術を磨くことがゴールであったり、その先に実現したい未来がヤマップと異なっていたりすると、社内での「共助」は生まれにくくなってしまいます。

逆をいえば、中途採用が多く多様なバックグラウンドを持つ集団であっても、共通したパーパスを信じていれば助け合える。これからも、パーパスに忠実な組織であることを心がけていきたいと思っています。

よく聞かれるのですが、採用時点で「登山好き」である必要はありません。登山以外の分野で新規事業に参入する可能性もありますし、前述した社内登山制度を通じて、段々と登山の魅力に気付いてもらえるはずです。

今までもこれからも変わらないと言い切れるのは、「地球とつながるよろこび。」というパーパス。メンバーのみなさんには、業務を通じて自分の夢を実現するぐらいの気持ちで、失敗を恐れず挑戦してほしいと思っています。

 

ヤマップで働く未来の仲間たちへ

人類の未来のために挑戦しよう

私たちが実現したいのは、人類のWell Beingを実現すること。その先の未来では、環境・山・地球のWell Beingを実現したいと思っています。

引用:株式会社YAMAP公式noteより(https://note.yamap.com/n/n0a52e44a6898

現在主軸とする事業は登山地図GPSアプリ「YAMAP」ですが、人と環境のWell Beingを実現するためには、さまざまな事業展開が必要です。今後はオフラインの領域にも力を入れ、事業範囲を拡大していきたいと考えています。

手前味噌ですが、これから先の未来を考えると、挑戦しがいのある環境だと思っています。パーパスの実現を目指して、“登山地図GPSアプリ”に留まらない事業を展開していく予定なので、さまざまな経験を積むことができるはずです。

メンバーの希望を尊重するカルチャーがあるので、「こんなチャレンジがしたいです」と提案してもらえれば、「じゃあ、やってみましょう」と挑戦の機会が提示されることもしばしば。会社の成長と自身の成長を追うこともできると思います。

私たちヤマップの存在意義は、今の社会に求められていることと重なっています。人類にとって、より良い未来をつくっていくためにも、同じ思いで挑戦できる仲間がひとりでも増えたらうれしいです。

 

ナツメアタリ株式会社|エンタメ業界の老舗・ナツメアタリで、世の中に「ワクワク」をばら撒く冒険

この記事に登場する人

小出 光宏(Mitsuhiro Koide)

ナツメアタリ株式会社
代表取締役社長

 

 

日本が世界に誇る産業のひとつに、ゲームがある。

ポケットモンスター」「スーパーマリオブラザーズ」「ストリートファイター」——。日本から世界に輸出され、多くのファンを獲得してきたタイトルは、枚挙にいとまがない。

そんなゲーム産業において、多くのタイトル制作を手がけてきたのがナツメアタリだ。

老舗でありながら、現在はスマホゲームの制作も手がけるなど進化を重ね、今年で創業から36年を数える。

ナツメアタリで特筆すべきは、かつてスーパーファミコンのタイトル制作を手がけていたエンジニアたちが、今もなお最前線で働き続けていること。

レジェンドともいうべき30年選手と、勢いのある若手で構成された稀有なエンジニア組織には、競合他社を凌ぐ技術力がある。

コンシューマーゲームスマートフォンゲーム、ぱちんこ・パチスロとさまざまなコンテンツを手がけ、オンラインカジノといった新時代のエンタメにも身を乗り出すナツメアタリの「DAY1」をお届けします。

 

その技術を何に使うか

老舗ならではの技術で、関わる人すべてをハッピーに

私たちが事業を展開するエンタメ領域では、ユーザーに「ワクワク」「ドキドキ」「ハラハラ」を提供し、ハッピーを感じてもらう必要があると思っています。

でも、これが本当に難しい。

言語化が難しいのですが、ユーザーの心理は単調ではないので、尻上がりに感情が昂っていくべきか、あるいは一足飛びに感情を高めるべきか、お約束を裏切るギャップをどうつくるかなど、とことん考え抜かなければいけません。

また、人によって「なにを面白いと感じるか」はさまざま。好き嫌いや得意不得意もあるので、たとえばどんな層の人がどんなゲームに「ワクワク」するのか?「当たり」「ハズレ」が伴うぱちんこやパチスロでは、どんなときに「ハラハラ」するのか?など、とにかく毎日が試行錯誤の連続です。

提供したい価値は明確ですが、それを実現する方法には答えがない。創業から36年になりますが、今でも答えを探し求めながら旅を続けています。

でも、不思議ですよね。答えが分からない長い旅路を、どうして歩き続けてこられたのか。

その理由を考えると、ナツメアタリの高い技術力にたどり着きました。

どうしたら、ユーザーに満足してもらえるのか。エンターテイメントという答えのない世界で、選び続けてもらえるにはどうすべきなのか。

目では見えない感情の行間を、技術の力で埋められたからこそ、現在のナツメアタリがあるのだと思います。

ナツメアタリはこれからも、ユーザーに「ワクワクドキドキ」「ハラハラドキドキ」を提供し、弊社が開発したサービスを利用することでハッピーになってもらえることに、技術を使い続けていきたいと考えています。

 

どのように働くのか

エンジニアの創造性を開放する組織

ナツメアタリでは、経営陣が開発現場に口出しすることを良しとしません。むしろ、ご法度だと考えています。

技術で世界にハッピーを届ける企業ですから、あくまで主役はエンジニアです。彼らの創造性を最大限に引き出すことが経営陣の役割であり、大きな方針を決めたら、あとは信じて任せています。

弊社に限った話かもしれませんが、エンジニアという職業に就く人たちの多くは、比較的やりたいことがハッキリしていると思うんです。ハマったポジションにいれば、ランナーズハイのごとくコードを書き続けるなど、ときに狂気的な価値を発揮します。

私はそういうタイプではないのですが、だからこそ、彼らを見ていると感動するのです。秘めたる創造性を最大限に発揮してもらえれば、きっと世界にハッピーを届けられる。そう信じているからこそ、水を差すようなアクションは取りません。

働き方にも、その方針が反映されています。全社でリモートワークを推奨していて、出社しなければプロジェクトが進まない限りは、みなさん在宅でお仕事をされています。

出社するタイミングも、スタジオに一任しています。同じ空気を吸いながら侃侃諤諤と議論したいとき、会社にある開発機材に触らなければいけないとき……と出社理由はさまざまですが、ルールは存在しません。

人恋しくなった時に出社するのも、たまにはいいかなと思っています(笑)。

また、エンジニアが能力を向上させるためなら、現場からの要望にも積極的に応えています。

本社は大阪にありますが、最新のゲーム機器に触れるためなら出張費用を出しますし、カジノゲームづくりのヒントになるなら、マカオやラスベガスへの渡航費も負担します。資格の取得支援制度もあり、金一封を差し上げることもしています。

「こんなことがしたいです!」という要望があり、それが実現可能なものであれば、会社としてサポートしていくというのが基本方針です。

もちろん、副業もOKですよ。ただ、機密保持の観点から、正社員だと制限が発生してしまうケースがあります。そうした場合は、正社員から業務委託契約へと雇用形態を変えるなど、柔軟に対応するつもりです。

 

誰と働くのか

ゲーム開発のレジェンドが率いる温故知新の組織

ナツメアタリのエンジニア組織をキーワードで表現するなら、「真面目」「コツコツ」「一生懸命」。プロダクトで語る職人気質な社員が多く、働きぶりを見ていると、内なる熱意を感じます。

また、特徴的なのは、創業当初にゲーム開発をしていたメンバーが、今もなお最前線で活躍していること。スーパーファミコンのゲームタイトルを開発していた30年選手が、現在は最新ゲームの開発を担当しています。

技術は日々進化していくものなので、変化に対応していくのは簡単なことではありません。でも、弊社のレジェンドエンジニアたちは、技術をキャッチアップし続けています。若い世代に劣ることはなく、むしろ開発をリードしているくらいです。

若い世代と衝突することがあるのかと思いきや、そうした光景も見たことがありません。自分たちが持つ技術を惜しみなく共有し、その存在は若いエンジニアの精神的支柱としての役割も果たしており、代表として本当に誇らしいです。

組織には「最高のプロダクトを開発することが、最強の営業だ」という考えが染み付いており、開発現場を率いるエンジニア出身のマネージャーたちからも、エンジニアに対する強いリスペクトが感じられます。

これから採用活動を強化していきますが、ものづくりへの愛と情熱にあふれたエンジニアの方に出会えたら、ナツメアタリとしてこれほど嬉しいことはありません。

 

ナツメアタリで働く未来の仲間たちへ

世の中に「ワクワクドキドキ」「ハラハラドキドキ」をばら撒いていこう!

私はエンターテインメントに、無限の可能性を感じています。

疲れた心を癒したり、落ち込んだ気持ちを元気づけたり、退屈な時間を豊かにしたり。あらゆる方向から人々をハッピーにできるのが、エンターテインメントです。

新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期は、エンターテインメントは「不要不急」のものとして切り捨てられてしまったこともあります。ただ、淡々と衣食住を満たし続けるだけの生活は息苦しく、人間らしくありません。

その意味で、ナツメアタリでの仕事は、人間らしさを届けることだと思っています。

弊社の経営理念は「ナツメアタリに関わる全ての人をハッピーに!」。これを実現するために、世の中に「ワクワクドキドキ」「ハラハラドキドキ」をばら撒いていきませんか?

 

現在募集中の求人

株式会社ナツメアタリの求人情報|DAY1 for Engineers

株式会社GA technologies|不動産業界の風雲児から、世界のトップ企業へ。GA technologiesのエンジニア組織を徹底解剖

この記事に登場する人

田渕 恵人(Keito Tabuchi)

株式会社GA technologies シニアマネージャー

2019年にGAテクノロジーズに新卒入社。グループ子会社のイタンジに出向し、「OHEYAGO」などのプロダクト開発に従事。エンジニアとして幅広く活躍し、2019年から2021年の3年間で4度の全社表彰を獲得。現在はRENOSY Xで「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」の開発責任者を担当。

 

 

GA technologiesの勢いが止まらない——。

「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」を企業理念に掲げ、2013年の創業から右肩上がりの成長を続けている。

同社はこれまで、ネット不動産マーケットプレイスの「RENOSY(リノシー)」や、ネット不動産賃貸サービスの「OHEYAGO(オヘヤゴー)」などを展開し、不動産業界を中心にDXを推進してきた。

2023年には、M&A仲介のDX事業「MtechA(エムテカ)」を始動させるなど、テクノロジーを起点に新たな領域への変革にも踏み出した。

これらの事業を支えているのは、エンジニア組織が持つ確かなエンジニアリング力だ。

シニアマネージャーの田渕恵人さんは「価値創造につながる本質的なエンジニアリングを追求するのが、GA technologiesのエンジニア組織です」と語る。

レガシーな不動産業界に彗星の如く現れ、産業のありようを変革していく風雲児「GA technologies」のエンジニア組織を紐解いていく。

 

その技術を何に使うか

世界に漕ぎ出す、不動産業界の風雲児

GA technologiesは、不動産業界を中心に、AIを始めとしたテクノロジーの活用により、レガシーな産業のDXを行っています。旧態依然とした業界におけるあらゆる「不便」をエンジニアリングで解決し、変革していくことが、私たちのミッションです。

不動産業界といえば、営業職が“花形”として認識されていると思いますが、弊社はその限りではありません。エンジニアリングを駆使するからこそ業界構造を刷新していけると信じているため、エンジニアたちには大きな期待が寄せられています。

一方、エンジニアである私たちは、最新の技術だけを追い求めるようなことはしません。解決すべき課題があり、その課題を解決することによって価値が生じると考えているからです。

エンジニアであっても、あくまでも目線は、課題解決および事業に向ける。扱う技術そのものではなく、技術によって生まれる価値と、その価値を生み出す際の生産性に目を向ける。

そうした考えを持つエンジニアで構成されているのが、GA technologiesのエンジニア組織です。

 

どのように働くのか

働くメンバーのレベルが福利厚生

弊社のワークスタイルは、「週に3日出社・2日リモート勤務」のハイブリッドです。コロナ禍ではフルリモートを採用しておりましたが「現在の組織の状況では、顔を突き合わせて働くほうが、結果的に生産性は高い」と考え、全社の方針に合わせる形を取っています。

エンジニアの方にはリモートワークを好む方も多くいらっしゃり、その意図も十分に理解できますが、プロとして仕事をするからには、やはり生産性の高い方を選びたいです。コミュニケーションの円滑化やチームビルディングの強化なども視野に入れて、現在のスタイルになりました。

出社日を有効活用するべく、対面で会える日にミーティングをまとめるなど、コミュニケーションも工夫しています。

生産性を最大化する支援は可能な限りしたいと考えているので、技術書を経費で買えたり、勉強会に出られるなど、一般的な福利厚生は一通り存在します。

ただ、福利厚生に関連して、エンジニア組織が最も重視していることは、「マネージャーのエンジニアリングスキルが高いこと」です。

表層的な制度が整っているだけでは、不十分です。実務を指導してくれる上司のエンジニアリングスキルが高ければ、成長の余白を最大限に引き伸ばすことができると考えているので、マネージャーが「マネジメントだけに徹する」ことを良しとしていません。

私自身もシニアマネージャーを務めていますが、今でも現場でコードを書き、エンジニアリングスキルを磨き続けています。

現場で手を動かす時間は減ってきていますが、それでも自信を持って「現在マネジメントしているメンバーの誰よりも、自分のほうが高いエンジニアリングスキルを備えている」と断言できます。

弊社のエンジニア組織のマネージャーはみんな、優秀な「プレイングマネージャー」なのです。

 

誰と働くのか

好奇心と貢献意識のハイブリッド

弊社の最大の特徴といえるかもしれませんが、多くの部署で、新卒で入社したメンバーが活躍しています。エンジニア組織も同様です。

新卒入社した社員の割合が多いと、スキルレベルに懸念を抱く人がいるかもしれませんが、新卒エンジニアの採用と育成をCTOの遠藤晃が一手に担っており、配属時には即戦力級のスキルレベルを持った人材として活躍しています。

私自身、エンジニアとしての社会人経験がない状態で入社しましたが、充実した研修制度と生きた学びによって短期間でスキルレベルを高めることができました。

弊社はまだまだベンチャー企業であり、勢いを失わずにチャレンジし続けることを大切にしていますが、制度や教育体制などが整っていることを考えれば「地に足の着いたエンジニア組織」といえると考えています。

また、社員の雰囲気としては、素直で明るく「いい人」が多いです。技術への好奇心を忘れず、それでいて事業への貢献意識も高いので、バランスのいい組織です。

そのため、黙々と働く人材よりも、メンバーとコミュニケーションを取りながら、同じ目標に向かって走っていけるタイプの方が、弊社に相性のいいエンジニアだと感じています。

 

GA technologiesで働く未来の仲間たちへ

40兆円の巨大市場、無数の可能性に挑む

これから一緒に働くかもしれない「未来の仲間」のみなさんには「ともに本質と向き合い、世の中を良くする仕事をしましょう」というシンプルな言葉を届けたいです。

私たちが主軸を置く不動産業界は40兆円の巨大市場でありながら、DXはまだまだ発展途上。やれることが無数にあり、それだけチャンスが残されています。

また、2022年には法改正という追い風が吹き、オンライン完結型の不動産取引が可能になりました。不動産契約を、より便利で安心なものにするため、さらにアクセルを踏んでいくタイミングです。

新卒採用の割合が多いとはいえ、マネジメント層の強化にも力を入れており、中途採用にも積極的です。

磨いてきたエンジニアリングスキルを組織に還元し、人々に感動を生む世界のトップ企業を創るというチャレンジに一緒に挑戦してくださる方がいれば、経歴を問わずお待ちしています。

 

現在募集中の求人

株式会社GA technologiesの求人情報|DAY1 for Engineers