インタラクティブ株式会社|沖縄発、世界行き。私たちは「地域の可能性を解放する」ために技術を使う

この記事に登場する人

照屋 直人(Naoto Teruya)

インタラクティブ株式会社
執行役員CTO

沖縄県出身。2003年から一貫してシステム開発に従事した後、2012年に当社に参画。当時は未成熟であったインフラ周り全般を整備しつつ、自社・受託を問わず数々の開発案件を手掛け、県内有数の開発集団として当社の実績を確立した。2014年より取締役CTOに就任。近年はBLEやビッグデータ機械学習まで領域を広げながら、技術戦略の立案から意思決定、戦略投資事業のPdMやエンジニア組織の構築など、当社のテクノロジーの要として重責を担っている。

 

 

地方には面白い仕事がない、地方にはチャンスがない。結局のところ、地方だと若者は夢をみられない——。

これまで「首都圏ではないこと」ことを理由に、挑戦を諦めてきた人は少なくないだろう。

その風潮に一石を投じたのが、沖縄発のベンチャー企業インタラクティブだ。

デジタルマーケティング事業では、県内大手企業や世界的企業を顧客に抱え、人材事業では沖縄No.1の会員数を誇る求人メディアを全国展開。戦略投資事業のモバイルバッテリーシェアリングサービスは、国内第3位だ。

そんな地域企業の“ロールモデル”ともいえるインタラクティブのCTO・照屋直人さんは、以下のように語る。

「物理的な障壁が小さくなって現代は、地方にもチャンスがある。私たちが、それを証明していきたいんです」。

場所にとらわれず、島国・沖縄から世界に羽ばたくインタラクティブの「DAY1」をお届けします。

 

その技術を何に使うか

地域の可能性を解放するロールモデル

私たちのパーパス、つまり会社の存在意義は「地域の可能性を解放する」です。

技術についての考え方もパーパスに紐づいており、ビジネスにおける首都圏と地域の壁を壊して、地方からインパクトのある事業を立ち上げることに技術を使いたいと考えています。

これまでの社会において、「会って話すこと」は、ビジネスの成長を決める重要な要素でした。取引先との商談や採用など、移動の利便性を高める観点から、多くの企業の本社は首都圏に置かれています。

ただ、技術の進歩やコロナ禍により働き方が変化しつつある現在、もはや「会って話すこと」は必須事項ではありません。どこの地域に拠点があろうとも、ビジネスの主人公になれる時代です。

そこで、私たちは地域と首都圏の「距離」をさらに縮めるべく、デジタルマーケティング事業や人材事業「ジョブアンテナ」を通して、地域企業のDXを推進しています。

「地方だから」という理由で挑戦を諦めてしまうのは、あまりにももったいない。物理的な制約をデジタル化で取り除き、楽しみながら地域の課題を解決していき、地方に拠点を置く企業のロールモデルになりたいと考えています。

 

どのように働くのか

地域の変革は、ワークスタイルの変革から

地域の可能性を最大化するには、まずは社員の可能性を最大化する環境の整備が必要です。インタラクティブのワークスタイルは、その大前提に基づいてつくられています。

基本的にはリモートワークがメインですが、個人の心理的安全性を確保するには、やはり対面のコミュニケーションが有効です。県内在住の社員には、週1回の出社をお願いしています。

ただ、フルリモートの働き方を選ぶことも可能です。弊社のメンバーには、岡山や埼玉、東京など好きな場所に住み、半年に1回の全社キックオフや業務上必要なときだけ沖縄に出社している人もいます。

フルリモートならではの課題もありますが、自分の興味や価値観と照らし合わせて働き方を選択できることも、社員の可能性を最大化する近道。週1日の出社や月1〜2回の1on1を実施しながら、課題を克服してメリットを最大限に享受できればと考えています。

現在は限られた役職にのみ許可されている副業も、今後は全社で解禁される予定です。

これまでも、これからも変えるべきはすぐにでも変えていくスタンスを維持し、社員がストレスなく働ける環境を追求していきます。

 

誰と働くのか

野心的かつ誠実なメンバーたち

インタラクティブが目指すのは、マネジメントされずとも、社員それぞれが自律的に考えて行動できる組織です。採用では常に挑戦を忘れない「野心」と、仲間と仕事に対する「誠実さ」を重視しています。

会社を見渡すと、野心を持ったメンバーは、開発だけにとどまらず、マーケティングやデザインなどエンジニアの枠を超えた仕事にも、積極的に挑戦してくれています。熱量が違うんです。

スペシャリストになりたい」「地方から一旗あげたい」など、どんなベクトルであっても構いません。野心を持って行動できるメンバーの存在は、インタラクティブの財産です。

「誠実であること」は、会社の行動規範にもなっている重要な視点です。

日々進歩する技術をキャッチアップできるよう勉強したり、自分と同じミスを他のメンバーが繰り返さないように記録・共有したり、相手の時間を無駄に奪わないようリアクションの内容やスピードを意識したり。

「楽は苦の種、苦は楽の種」ということわざがあるように、自分のことばかり・目先のことばかり考えるのではなく、仲間や少し先の仕事を見据えて業務に取り組める人を求めています。

 

インタラクティブで働く未来の仲間たちへ

沖縄発、世界行き

冒頭に述べた通り、私たちの存在意義は「地域の可能性を解放する」ことです。

技術をもって、地域の人々から常に必要とされる企業に。そして、同じ時代でともに奮闘する地域企業のロールモデルに。

最も首都圏から離れた場所にある沖縄から、「東京もいいけど、地域もいいよね」と日本全体に発信でき、それを体現できたら、こんなにも面白いことはありません。

そのために必要なのは、一人ひとりの「野心」と「誠実さ」です。

私自身も、世界の技術の進歩に追いつけるよう知識のインプットに努めたり、マネジメントだけするのではなく現場で手を動かしたり、そうして集めた現場の声を会社全体に届けたりと、日々失敗を繰り返しながら試行錯誤しています。

新事業への挑戦も始まりつつあるインタラクティブで、熱量あふれる仲間とともに地域を盛り上げてみませんか?